【TIPS】コンピュータ廃棄について

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正月休み明けには修理が集中して、毎日バタバタとしております。ブログを書く時間がなかなかありませんが、お陰様で新年も順調なスタートを切っております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末から年始にかけて、3台のコンピュータの廃棄についてご相談をいただきました。

当店は大まかに下記の手順を経て、リサイクル及び廃棄しております。

動作する場合

  • 起動させて全てのデータを初期化
  • 動作に異常が無ければ再整備してリサイクル
  • 異常があればそのまま廃棄

動作しない場合

  • 分解しHDDなどを取り出す
  • 物理的に破壊
  • 廃棄

その他、「一旦データを取りだして廃棄したい」というご希望にも対応しております。必要に応じてご相談ください。

 

★15インチブラウン管のiMac2台

ブラウン管モニタは、以前に比べて産廃業者さんでも扱う所が少なくなりました。現在でも結構な廃棄費用がかかります。

 

iMac 5 Flavors ストロベリー G3 266Ghz(メモリ96MB HDD 6GB)

1999年モデル。データ消去、OS9の再インストールで特に異常は出ていません。電源を入れると特有の臭いがしますので、タバコ環境にあったようです。それでも正常動作すればリサイクル扱いにしたいところですが…。

このiMacの場合だと5000円でデータ消去〜リサイクル及び廃棄しています。

なつかしいMacOS9.2

なつかしいMacOS9.2

ドライブ設定のカスタム設定から、「全データを”0″を選択」します。

OS9のドライブ設定では物理フォーマットは選択できません。

OS9のドライブ設定では物理フォーマットは選択できません。

物理フォーマットは選択できませんが、通常は「全データを”0″を選択」で十分だと考えます。これ以上厳格な消去が必要な場合には分解してHDDを破砕するほうが速くなります。

入っていたデータを消去していきます

入っていたデータを消去していきます

 

しかし存在感ありますね

しかし存在感ありますね

iMac G3/400 DV SE G3 400Ghz(メモリ384MB HDD 13GB)

2000年のモデル。HDD、メモリのサイズをみると現在の50〜100分の1くらいでしょうか。20年の月日を感じます。こちらはかなり綺麗な部類なので再整備できればリサイクル扱いとなります。

こちらはグレーです

こちらはグレーです

 

スケルトンタイプはブラウン管の構造も見えます

スケルトンタイプはブラウン管の構造も見えます

無事再インストールできて起動しましたので、当店の新年のあいさつで使わせて頂きました。

 

iBook G4 Mid 2005 iBook G4 12.1inch 1.33Ghz メモリ512MB HDD 40GB

少し新しくなりました。とはいえ、15年前のモデルです。

外部DVDドライブから起動して内蔵HDDを消去していきます。

外部DVDドライブから起動して内蔵HDDを消去していきます。

上記iMac同様、「確実な消去オプション」から物理フォーマットを行ってデータを確実に消去していきます。

米国国防総省規格(DoD5220.22-M)に合致した消去は3回以上となります。

ゼロ消去を選択していますが、確実に消去するため7回消去を行います。

ゼロ消去を選択していますが、確実に消去するため7回消去を行います。

7回消去だと時間はかかりますが、幸い昔のマシンはサイズも小さいので、今のマシンより時間はかかりません。マシンやHDDが正常な場合はこの方法で消去をしていきますが、そうでない場合には、分解して物理的な破壊をすることになりますので、廃棄費用も若干プラスになります。

物理フォーマットを指示して消去します

物理フォーマットを指示して消去します

比較的きれいな本体なのでできれば再整備してリサイクルしたいところ。物理フォーマット後、システムを再インストールします。

OSX10.4、OS9クラシック環境が動作するので、必要な方いらっしゃるでしょう。

なつかしい「マイラインプラス」の選択画面

なつかしい「マイラインプラス」の選択画面

無事正常にインストールできました。

 

古いマシンの廃棄も安全に確実に行います。お気軽にご相談くださいませ。

以上、ご利用ありがとうございました。

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