「ストレージ500GBのはずが、337GBしか表示されていない。これでは仕事も何もできない」ということでご相談のお電話を頂きました。
出たばっかりのmacOS Big Sur 11(10.16ではなかった笑。以下訂正します)をネットの情報をみながら、インストールしたら、こういう状況になってしまったとのこと。
毎年犠牲者をうんでしまうmacOSアップデート。
今年はBig Sur。
楽しみですが、私は必要の無い限り自分のマシンはアップデートしないようにしています。なので、まだ直接動いているマシンを見たことありませんでした。これまでの見え方とあちこち細かく違っていますね。
ところでこれなんて読むんですか?
ビッグサー – Wikipedia
「…人口の希薄な地域である。 」ですって笑
さて「このMacについて」の「ストレージ」を確認すると、
上記の「「Macintosh – Data」のロックを解除できません。」という表示は再起動すると現れました。
これが関係しているのかも知れません。お客様にはもしかしたらハード的におかしい可能性もありますが、全部消して良いというお話でしたので、早速システムインストーラを起動して確認します。
ところでお客様はご自身でmacOS Big Sur 11をインストールされているのですが、10.15 CatalinaもmacOS Big Sur 11も、2015年辺りのマシンだとどちらのバージョンも私自身が勝手が分からないのと、動かなくなるトラブルに出会っているので、10.14 Mojaveを入れることにします。
ちなみに2020年11月に利用開始のmacOS Big Sur 11は早速重度のトラブルが発生しています。最悪動かなくなるマシンもある様です。
macOS Big Surアップデート中にMacが文鎮化するトラブルが多発
とにかくTimeMachineでバックアップを取るようにして下さい。
ということで続けます。
そのまま「起動ディスクを選択」を起動するとここにも2個でてきますね。
なるほど、前回完全に消去が出来てなかったようです。
というところで、「ディスクユーティリティ」の「表示」から
「ボリュームのみを表示」 > 「すべてのデバイスを表示」
に変更していきます。
と、作業中のマシンでは下記の様に見えてきます。
消去の後は普通にインストールを進めて行きます。
さて、確認してみましょう。
今回の不具合は、Big Surのせいではなく、単純にお客様の消し忘れミスでした。
とはいえ、今回もそうですが、APFSフォーマットに変わってからは以前には聞いた事のない不具合も起きています。やはりバックアップだけはきちんと取った方がよいかと思います。
今回のお客様も日頃バックアップは取られていない用でしたので、TimeMachineの概要を説明してお渡ししました。
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