どの故障の場合でも、大抵「○○が動かなくなったので診て欲しい」などということでお持ち込み、ご相談頂いております。
その中でも「全く起動しない」とご相談いただいた場合に、お持ち込みの際のチェックでは動かなかったマシンが、しばらく時間を置いて本作業に入る前のチェックの際、普通に起動することがあります。
具体的な例を2台。
1、閉店間際スタッフが受け付け時には起動しないことを確認したMacBook Air。
こちらは翌日に技術が確認するとすぐに起動しました。
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2、お電話でお問い合せをいただき郵送してお持ち込みのMacBook Pro
荷物を開けて電源を押すと普通に起動しました。
どちらも何もすることがないので、当然無料対応となります。
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このような感じで店頭でお客様と一緒に電源を入れて正常に動作するというのは往々としてあります。病院の待合室でどんどん気分が良くなるのに似ています。
一旦起動してしまうと起動しなかった原因を特定するのは困難ではありますが、しばらくほおっておいて起動するというのは、コンピュータが何らかの原因で「帯電」して正常動作を妨げていたのではないかと考えられます。
起動しない場合にはまずは放電
これはMac、Windows関係無く全般的に使える方法だと思います。デスクトップはケーブルを抜いて10分も待てば良いでしょう。ラップトップもケーブルを抜いて、出来れば内蔵バッテリーを外して10分以上放置する。それだけで正常起動する場合があります。時間に余裕の有る方は一晩放置でも良いかと思います。(#^.^#)
Macのリセット方法
Macintoshが起動しなくなった場合にはSMCリセットやPRAMリセットなどと呼ばれる方法もあります。以下のリセットを試す価値はあります。正常動作しない場合はハード的な不具合の可能性が濃くなります。
Mac の SMC をリセットする方法
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする
Apple社に修理依頼をする場合には上記のリセットを試すように促されることがあります。
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簡単なリセットで正常動作するのなら、一番良いですよね。
お読み下さりありがとうございました。