名護市より「お兄さんが亡くなってしまい、コンピュータやスマホの中に重要なデータが入っているのではないか?」と、PC1台、スマホ3台をお持ち込み頂きご相談です。
お兄様がお亡くなりで身辺整理にお困りのご様子です。「もし有用な情報が中に入っていれば探して貰えませんか?」とご相談いただきました。いわゆるデジタル遺品からデータの抜き出しのご相談です。
お持ち込み頂いた機種を簡単に拝見した限り、
1、PC パスワードがわからずログインができない。
2、スマホA 動作はするが欲しい情報があるかわからない。
3、スマホB 動作はするがバッテリー不良で安定起動しない
4、スマホC 全く動作しない。
以上の4案件。
それぞれ以下の様に順番にクリアしていきました。
1、PC ログインパスはローカルのものでしたので、お客様にうかがった情報から推測。少し時間をかけて解読することができました。
2、スマホA と
3、スマホBは、作業用PCに内蔵データをバックアップすることができました。
4、スマホCは基板異常で起動しない状態。
4の修理については、引き続きお預かりして基板修理作業になりました。
とここまでで
先に出来た1〜3までお渡しすることになりました。
お兄様のPCやスマホの中にあったデータから、情報を整理して、プリント出力とUSBメモリにてお渡しです。
ご利用ありがとうございました。
終活について
昨今「終活」をキーワードに、自分ひとりで生前整理するためのエンディングノートをはじめとしたいろいろな方法が認知されてきています。その中でも案外見落としがちなのが、デジタル遺産と呼ばれる、PCなどのデジタル機器に遺された情報。
遺されたご家族様から「故人のデジタル機器の中のデータを確認したい」とお問い合せを受けることが多くなりました。今回の様な「データが取りたいがログイン情報がわからない。」という事例以外にも
- SNSアカウントを削除したい。
- サブスク(月額課金)を解除したい。
- 遺品のPC・スマホを再利用したい、もしくは処分したい。
などのお問い合せがあります。
デジタル機器を日頃お使いになっている方ご本人は、いろんなIDやパスワードなどの重要な情報は、可能な限り生前整理することをお薦めしております。当社では2022年以内を目処に、安心して情報を残せる様、「生前整理」の相談窓口の準備をしています。似たようなことでお困りの方は当店にお気軽にご相談ください。