【TIPS】寝ている間に充電していて 翌朝に動かなくなった iPhone 13 Pro 強制再起動

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「iPhoneが昨日夜にずっと充電していたんですが、今朝からまったく何もうごかなくなりました」

お預かりして拝見します。

充電をしますと電流は流れていますが、電源ボタンを押してもうんともすんともいいません。

こういう時は強制再起動をすると動作することがありますが…残念ながら反応変わらず。

強制再起動をしても動作しません。

強制再起動をしても動作しません。

内部基板に異常がある場合ですと、修理、最悪は交換の可能性も考えられます。かなり高額な場合になることが予想されますので、まずは保証が残ってないかをうかがいましたが、すでに購入から1年以上経って切れているとのこと。

再度お預かりして、考えられる方法を試すことになりました。

さて、強制的に再起動する方法はAppleのサイトにあります。

iPhoneを強制的に再起動する

iPhoneが反応せず、iPhoneをオフにしてから電源を入れることができない場合は、強制的に再起動してみてください。

  1. 音量を上げるボタンを押してから素早く放します。
  2. 音量を下げるボタンを押してから素早く放します。
  3. サイドボタンを押さえたままにします。
  4. Appleロゴが表示されたら、サイドボタンを放します。

強制再起動が効かない場合、開腹してバッテリーを一旦外してやると正常起動することがあります。コンピュータ全般、起動しない場合にとる放電と同様の方法です。今回は保証が残っている可能性のある1年を超えるiPhone程度ですので、まずは分解をせず、外部から考えられる刺激を与えつつ起動しないか試すことにしました。

充電ケーブルを抜き差しその他を行いつつ、しばらく強制再起動を複数回行うことで

なんとか起動に成功しました。

正常に起動するようになりました。

正常に起動するようになりました。

お客様にお渡しして正常に動作するのかをご確認してもらうと全て問題無いとのことで、かなりお喜び頂きました。なんでも旅行のチケットなどの情報があってかなり困った状態だったそうです。

今回の様に自然に起動しない状態は、13 Proに限らず歴代症状事例としてはままあることです。最終的に今回の様な強制再起動などで改善するのであれば、通常は問題ないと考えて良いです。

ただ、この状態に頻繁になるようであれば、基板側に何某かの異常があることも考えられますので、重要な情報があれば、しばらくは手書きでもいいので紙などにメモを取ってくださいとお伝えして終わりです。また保証が残っているのであれば早めに交換申請をされた方が良いでしょう。

しかし重要な情報は、結局はアナログで残すのが一番…という。スマホが壊れると本当に困る時代になりましたね。

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