【TIPS】NAS上のTimeMachineバックアップsparsebundleの注意点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

先日壊れたHDDから新しいHDDへと交換したTimeCapsuleの件。壊れたHDD上のTimeMachineバックアップのデータがもし取れるのであれば取りたいとのことで、データ救出を頼まれておりました。

PC-3000で損傷のあったHDDからのデータ確認。

PC-3000で損傷のあったHDDからのデータ確認。

この時点ではファイル名が見えても正常に復旧できるかどうかはやってみるまでわかりません。まずは作業を進めていきます。

エラーを吐きながらも一旦データ救出は形としてはできました。NAS上に置かれるTimeMachineのバックアップは”sparsebundle”というイメージファイルになっています。これをダブルクリックでFinder上にマウントさせて初めてデータが取れます。

ダブルクリック後、「読み取れないディスク」とエラーになりました。

ダブルクリック後、「読み取れないディスク」とエラーになりました。

このままではデータが取ることができません。ターミナルを使ってイメージファイルを修復〜強制マウントなどを行なってみましたが、エラーファイルが多すぎてうまくいきませんでした。sprasebundleというイメージに固められると、どうしてもファイルサイズが大きくなり、HDD上の破損箇所をまたぐ可能性が高まります。そうなると正常にマウントできる可能性は低くなります。

一方、Mac本体に外付けHDDを直結して使う場合のTimeMachineは下記の様になります。

直結したTimeMachineバックアップディスクをFinderで開いたところ。(Monterey)

直結したTimeMachineバックアップディスクをFinderで開いたところ。(Monterey)

 

上記画像のフォルダー1個を開いてみたところ。

上記画像のフォルダー1個を開いてみたところ。

直結の外付けのTimeMachineだと通常のファイルバックアップとほぼ同様で、単一のファイルごと見ることができるので、バックアップとしてはこちらの方が便利が良いですね。

TimeCapsuleやQNAP、SynologyなどのNASでWi-Fi経由でバックアップを取れるのはとても便利ですが、NAS以外でのTimeMachineバックアップ先も用意した方がいいかもしれません。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください