TOSHIBA DynaBook Tシリーズ ヒンジ修理

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「蝶番が壊れて、液晶画面を動かすのにガタガタするようになりました。」とメールにて宜野湾よりご相談です。

メールでは写真もいただいておりましたが、様子がわかりません。

右のヒンジカバーがとれていますね。

右のヒンジカバーがとれていますね。

直接おもちいただいて確認することになりました。セロテープでぐるぐる巻きにされていました。(^・^)

プラスチックカバーをとって、見ていきます。

 

左は大丈夫です

左は大丈夫です

 

右はフレームが折れていますね

右はフレームが折れていますね

 

これでは力が加わる部分がないのでがたがたしますね。

これでは力が加わる部分がないのでがたがたしますね。

一番弱い部分が割れてしまったんですね。割れてしまうヒンジのPCはローコスト追求のためとはいえ、設計自体が良くない気がします。

詳しく書いている方がいらっしゃったので参考まで。

東芝 ノートパソコン dynabook T45 T55 T65のヒンジ破損を考えてみた

案の定…壊れやすいモデルの様ですね。

折れた部分の鋳物フレームの再接着は無理なので、プラスチックケースごとエポキシ系の接着材で固めて、全体で鋳物フレームの役割を担ってもらうしか無さそうです。

まずは右側に接着材を塗りました。

まずは右側に接着材を塗りました。

この構造だと、ゆくゆくは左側も壊れる恐れがありますので、一緒に補強をしていきます。

左側にも接着材を入れていきます。

左側にも接着材を入れていきます。

接着材の注入は終わりましたのであとは固まるのを待ちます。

クランプで挟んで十分な固化を待ちます。

クランプで挟んで十分な固化を待ちます。

まる1日以上固化を待ちまして、返却です。

ただし、この構造では以前同様の強度は見込めないことを改めてお伝えさせて頂きました。

ご利用ありがとうございました。

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