【TIPS】TOSHIBA dynabook T552/36GW 起動しない BIOS パスワード リセット B500

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「久しぶりに電源を入れると、入れた覚えのないパスワードを聞かれてしまって、まったく使えないのです。」とご相談頂きました。

確かに起動しませんね。BIOSパスワードが設定されていました。

ちょっと厄介です

ちょっと厄介です

誰かがいたずら的に入れたかも知れませんが、普通BIOSなんて一般の人は触りませんし、もちろんお客様も触った覚えがないとのこと。

dynabook、BIOS、パスワードで検索するとネットでも情報が溢れています。もしかしたら、いつのまにかこうなってしまうということがありうるのでしょうか?勘弁して欲しいですね。

BIOSパスワードをクリアできないと、マシン的には壊れているわけでもないのに使えなくなるのです。

さて、解決方法としては、以下

  1. CMOSのコイン電池を外して、BIOSをリセットする。
  2. BIOSリセットができる接点を探し当てて、起動しながらショートさせる。
  3. BIOS ROMを直接書き換える

この3つの方法があるかと思います。まずは簡単なものから試します。

まずはコイン電池を外す方法を試しました。

まずはコイン電池を外す方法を試しました。

1、電池を外してしばらく放電をします。この日は忙しいのでまる1日おくことになりましたが、この方法ではリセット出来ませんでした。再度起動すると上記の画面でF2を押した後に、同じ様に「パスワードを入力して下さい」と聞かれてしまいました。次に

2、BIOSリセットができる接点をショートさせたまま起動してリセットできるか試します。デスクトップの基板ではBIOSリセットできる場所の表記がありますが、ラップトップでは書いてないことが多いです。TOSHIBAの場合は基板上に「XXX」と書かれている場合もありますが、残念ながらこの機種はありませんでした。

むやみやたらにあちこちショートさせて壊してしまうこともあります。今回はYouTubeで入手した基板に「B500」と書かれている箇所の情報を吟味の上何度か試した所、リセットに成功しました。

BIOSパスワードを聞かれず、通常のログイン画面になりました。

BIOSパスワードを聞かれず、通常のログイン画面になりました。

引き続き、どうか、ログインパスワードが通ります様に(外すことはできますが、お客様あるあるで結構パスワード間違い多いです)…と伺ったパスワードを入れますと、無事デスクトップ画面を見ることが出来ました。

無事起動しました。

無事起動しました。

3の最終手段のROM 焼き直しまでいくと、さらに情報を探し最悪な場合完全な文鎮化になってドツボに入ってしまう可能性もありますので(゜▽゜*)、そこまで手間をかけず動作して本当に良かったです。

ご利用ありがとうございました。

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