那覇市樋川より「動作がとっても遅くなって困っています。直す方法はありますか?」とご相談です。
「公民館でのPC教室でコンピュータの練習をしているのだけど、日に日に起動が遅くなるので、人より早く来て電源を入れるようにしていました。それが幾ら待っても動作しなくなったりという現象も増えてきたので持ち込みました」
とのこと。
おそらくHDD不良だと思われますが、640GBHDDディスク自体のSMART表示は正常でした。HDDが正常であれば何がおかしいのか?判断に困る所です。
試しにテスト用ドライブを本体に搭載すると正常に起動しましたので、やはりHDD自体に見えない不具合がありそうだと仮定して作業を進めることにしました。
本体を使ってシステムを引っ越しする予定です。下記画像は既にSSDを内蔵しています。今回はMiniTool ShadowMakerを使用して引っ越しを行いました。
サイズの小さなSSDへ複製を行おうと作業を進めると途中でフリーズしてしまいました。やはりHDD不良の可能性大です。まずは障害があると思われるオリジナルの640GBのHDDを、正常な作業用1TBHDDに強制的に複製を先に行います。
その後、正常な1TB HDDから、再度SSDヘ引っ越しするという手順をとったところ、通常通りに作業を進めることができました。
全ての引っ越し(クローン)が終わり、無事Windowsでの起動を確認。
引き続き、お客様と一緒にオフィスなど主要なアプリの起動確認もできましたのでこちらにて作業は全て完了です。
古いノート型Windows PCでも1TB HDDを積んでたりしますね。通常HDDからのコピーは同サイズで行いますが、一般の人はそこまで容量を必要としない場合が多いです。より安くSSDへ交換したいという言う場合には、今回使ったツールを使うと元のHDDより小さなサイズのSSDへ引っ越しすることが出来ます。
ご自身で交換作業が出来ない場合にはお気軽にお声かけ下さい。遅くなったマシンがSSDで生まれ変わった様にキビキビ動作するようになります。
ご利用ありがとうございました。