VAIO VJS142C11N ファン取り替えるも熱センサー異常で正常動作せず 基板修理

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「使っていると落ちてしまってたまに調子が良い時はログイン画面までは動作します。」というVAIOのお問い合わせを電話でいただいた後お持ち込みいただきました。

動作中に落ちるのは、システムドライブ不良の他、ファン不良やCPUグリス枯渇により冷却力が落ちるパターンも多いです。お預かりした本体の電源を入れますと、ファンが回っている音がしません。早速分解して中をチェックします。

薄型のVAIOです。

薄型のVAIOです。

電源を入れるとWindowsは復元途中だった様です。エアダスターで風を送って無理やり回すと動作を続けましたが、そのままにしているとファン回転がおかしくなるのと同時に、本体の動作も止まりました。

ファンの不具合の様です。

ファンの不具合の様です。

一度取り外して洗浄、油を挿して動作させてみましたが、軸が歪んでいるのか、異音はしないものの勝手にスピードが落ちたりします。

都度ダスターで風をおくると快調に回るのですが…

都度ダスターで風をおくると快調に回るのですが…

念の為ファンはパーツごと交換した方がよいですね。少し待って到着しましたので、交換作業始めます。

新しいファン部品と交換しました。

新しいファン部品と交換しました。

というところでしばらく快調に動作していたもののファンを交換しても、まだ電源が勝手に落ちてしまう症状を確認。

これは熱センサー周囲の不具合ではないかと情報を求めたところ、VAIOの近いモデルでは温度管理の不具合で落ちてしまうことが多発しているようでした。

今回は熱センサーチップを交換での対応となりました。

以下参照サイト(ありがとうございました!)

これにより動作が安定しましたので、おかしくなったシステムを継続して修復させたところ、正常に動作するようになりました。

正常に起動しました。

正常に起動しました。

後はしばらくストレステストを行い、電源が落ちずに継続動作することを確認。

こちらで作業完了です。ご利用ありがとうございました。

 

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