「Windowsがとにかくもっさりとして遅くて使えない!」ということでお持ち込みです。
使っているうちに自然と遅くなってしまうWindows。
速度の改善には全部消して再度Windowsを入れ直すリカバリーも一つの方法ですが、
どうせなら遅いHDDを速いSSDに交換しませんか?とご提案したところ、
ご承諾頂きました。
もとのHDDのサイズは640GB。これより大きいサイズのSSDだと、値が張ります。
容量もそこまでいらないということなので、今回は値頃感のある250GB SSDを選択。
作業の流れとしては、
取り替える前にリカバリーディスクを作ります
(DVDでも5枚程度になるということだったので32GBUSBメモリを使いました)↓
SSDに取り替えた後、リカバリーUSBメモリで起動してインストール
↓
インストール完了後、プロダクトキーなどを設定していきます。これで終了です…
が、そこで重要なことが発覚。
引っ越しでオフィスのプロダクトキーが書かれたディスクを探せないとお客様。
これではオフィスが使えなくなる可能性があります。
Produ Keyというソフトを使って
外付けケースに入れた古いHDDからプロダクトキーを抽出してみます。
リンク:故障したWindows7のHDDを取り出して外付けSATAケーブルでMacに挿す→Windowsのプロダクトキーを取り出す
リンク:フリーのプロダクトキー抽出ソフト(英語)。22 Free Product Key Finder Programs
上記などを参考にさっそく抽出したキーを入力。
あれれ、一旦認識をして、OKな様子なのですが、また同じ画面に戻ります。
これは?と思い、探してみると似たような事例ありました。
リンク:Office 2010のインストール後のライセンス認証手続きが何度も繰り返される問題
量販店などで売られているWindowsのプレインストール版オフィスのプロダクトキーを
プロダクトキー抽出ソフトで抜き出しても、使えないとのこと。
高いソフトなのに、せこいというかなんというか。困ったものです。
大量廃棄されるPCからの抽出を避けるためなのでしょうか?
私は経験済みですが「量販店で買いました!」とマイクロソフトサポートと交渉しても無駄です。
幾ら頑張ってものれんに腕押しです。
というところで、探して貰っていた番号が見つかりました!と連絡。
ラッキーですね!
さっそくそのプロダクトキーを写メで送ってもらい
入力したところ無事動作するようになりました。
量販店などで買ったオフィスプレインストール(オフィスが最初から入っている)モデルを
お持ちの方はくれぐれもこのプロダクトキーをなくさないようにお気をつけください。
ご利用ありがとうございました。
お預かり:1日
費用:26800円(パーツ代含む)