「動かなくなっちゃったんですけど、治りますか?これはバッテリーですか?」とお持ち込みです。
拝見しますと充電ケーブルを挿すと反応はしています。電流は流れていましたが、しばらくすると外れてしまいます。
グリグリやるとまた充電をはじめます。内部の接点が付くようにケーブルに加重をかけると、順調に継続して充電をしています。
おそらく
USB充電口の問題ですね。
ということで早速ばらして取り替えていきましょう〜!
充電口ってけっこう外れにくかったりするのですが
低温ハンダを使うと容易に外れます
普通のハンダよりは高めですが同じ様な作業をするのであれば、とても便利なので、揃えておいて損はないですよ。
国内でも販売しているようですが、もちろん海外調達の方がかなり安いです。
基板直づけの充電口の交換の場合、低温ハンダを盛っていくと、基板に負担をかけずポロリ
ここまで5分かかっていないと思います。
外れたら、ハンダやフラックスを全て取り除いて、
充電口部品の足を仮止めして接点は念入りに仕上げていきます。
古い部品と比べるとピカピカですね。
この状態でも通電は確認出来ますので、しっかり確認して基板作業完了です。
基板を戻そうとした時、本体フレームのあまりの汚さを発見してしまい、
我慢ができなくなりました。
つまようじと綿棒
を使ってごしごし
というところで組み上げて仕上げです。
余談…
部屋の空気中のホコリ、チリなどの7割は人間が出しているとの情報ありましたっけ?それからすると、手でもつスマホもできるだけ汚れにくい設計にしないとこのように
なるのだな!
と思いました。とくにユーザーがきれいにしにくいところも設計する際に気配り必要ですね。
さくっと仕上げて修理完了です。
しかし、写真のうしろが散らかってて汚い…
右側にある金属バットと木刀は通り会でのスイカ割り用です(^・^)