「容量がいっぱいでiPhoneのバックアップが取れません」と、iPhoneとiMacのお持ち込みです。
と言ってもMac側の容量の問題ではなく、iPhone本体側の容量がいっぱいでエラーが出てしまっているようです。iTunesでバックアップ命令をかけても、途中でエラーになってしまうとのこと。それではMacの写真アプリでのみをとりだすのはできないか?と、試すと写真アプリではうまく認識すらしてくれません。
当ブログでも空き容量不足でおかしくなった場合のiPhoneは過去に紹介しました。
このままでは何にも先にすすめないので次の作業にはいります。
iPhone上のデータを減らす
まずはiPhone上のデータを減らすため、まずは大きな動画ファイルを削除する前に動画をできるだけコンピュータ側にコピーしていきます。しかーし、写真だけを抽出コピーできるサードパーティ製ツールを使ってもiTunes同様エラーが出てしまいます。がびーん。
いろいろ方法を考えた末…十数点ごとAirDropでコピーしていくことで対応できました。(一度にたくさんのデータを選ぶとエラーになる)
30点ほどの動画をコピーして、iPhone側から削除すると(ゴミ箱からの削除を忘れずに)20GB超、容量の空きを確保することができました。
真っ先にiTunesでバックアップ
まずはiTunesでバックアップができるかを試します。容量をあけたことで正常にバックアップできるようになりました。256GBなのでかなり時間がかかります…。
次は写真アプリとの連携です
バックアップは取れましたので、Mac上写真アプリとiPhoneの連携を確認しますと、なんと最初の状態と変わっていない…。写真アプリはまっ白なまま。
写真アプリ自体には何にもデータがなかったので、ユーザーフォルダ > ピクチャ > 写真ライブラリ を捨てて、写真アプリを起動すると再度ライブラリを作成して接続すると、認識しました!
が、繋ぎ直すと認識しなかったりします…(>o<)安定しませんね。
というところで、写真アプリは最新ですが、Mac側のOSXバージョンが少し古いので、アップデートして作業を続けます。
iTunesの設定を見直す
iTunesでのiPhoneとの連携設定を見直してみます。
iPhoneを繋いで出るパネルに写真を同期の欄があります。ライブラリとはちがうディレクトリが表示されていたので、ここを変更してみます。
写真アプリで安定して認識しました
こんどは抜き差ししてもこの画面まで到達します。画像が多い場合には読み込むまでに少し時間がかかります。
ここで作業完了です。
iPhoneも256GBだと下手するとコンピュータよりもサイズがでかかったりすることもありますから、サイズのでかいスマートフォンというのもホント、良し悪しだなあと思います。
ということで、iPhoneの空き容量は一杯になる前にバックアップするようにしてください。目安としては全体容量の10%を切らない程度がよいかと思います。
ご利用ありがとうございました。