ある日飲み会の帰り、そこの店主に「これ全く認識しないんだけど、みてもらえますか?」と言われ外付けSSDを預かったのですが、しばらく忘れておりました。(アルコールが入った人に大事なものを預けないように!😀)
数日後、ふと預かったことを思い出して詳しいところを改めて聞いてみると「新しく買ったんだけど全く認識しない、データをコピーする前なのでデータは消えても問題ない」ということでした。しかし買ったばかりで認識しない!って怪しいですよね。
まずは繋いでみましたが、正常にマウントしません。
35TBというサイズはないでしょう。もうほぼ偽装確定ですね。とりあえずどこで買ったのか教えてもらうことにしました。
これは以前にもあったHDDの容量偽装と似たパターンだと思われます。
マウントさせてみます。
参考までに2023年7月の価格コムのSSDの価格。みたところ最大で16TBのドライブはありますが、30万円超えていますね。
購入先を教えてもらいました。
大は小を兼ねる?
いい気になってわけのわからないサイズまでありますね。
ここで持ち主にうかがうとどうせ捨てるとのことだったので、分解することにしました。
ホットボンドで固定されているので、加熱して外してみました。
基板上に無茶苦茶なサイズ設定が入っているのでしょうか。おそらくSDカードのサイズ分はコピーできる可能性はあると思いますが、これ以上の検証は意味をなさないので、ここで終了です。
法外にサイズが大きく、安いメディアはほぼインチキ商品だとおもったほうが良いと思います。
外付けメディアは大きければ良いっていうものでもない
個人的には外付けのSSDやHDDは2TBくらいが手頃なサイズではないかと思います。それよりサイズの大きなものを買ったとしても、バックアップができなければ「もしもの時」に失うものが多いだけということになりかねません。
さて、先のページのレビューでもきちんと書いてくれている人がいらっしゃいました。
これは詐欺です。これを購入しないでください!!! (警告として、このレビューが一番上になるように、私はそれを5つ星と評価しました。) 彼らはそれがUSB 3.0転送ワイヤーを備えた60テラバイトSSDだと言います。私たちが受け取ったのは、USB 2.0線を備えた、SSDのように * 見える * ようにパッケージ化された64 GBのマイクロSDカードでした。彼らはカードのメタデータを操作して、プラグインすると、コンピューターが63テラバイトのストレージスペースを持っていると読み取るようにしました。しかし、これは嘘であり、カードに転送しようとするとファイルを失うことになります。これは100% 詐欺です!! 購入しないでください!
ということで、うまい話はそうそうありません。騙されないようにご注意ください。