データ復旧・救出

海水に浸かってしまった場合

沖縄も夏本番に向けて陽射しが強くなってきました。海の季節がやってきますね。携帯は海水につけないように夏に向けてご注意下さい。それでも海水につけてしまった場合は下記をご参考にして下さい。

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<少量の海水に濡れた場合(濡れても電源が入っている場合)>の対処として
1 海水を落とすために洗って欲しいところですが、濡れ方の具合を見て、全部が濡れてないのであれば、本体を振ったりせず、電源を切る。
2 できるだけ早めにお持ち込み頂く。
<全体が海水に浸かってしまった場合(濡れて電源が落ちている場合)>の対処として
1 海水に濡れているうちに、流水(精製水などがあればそちらで)で海水を洗い落とす。とにかく塩分が大敵です。
2 手元に乾燥剤などなく、数時間以内に当店に持ち込み頂けるのであれば、酸化が進まないよう真水(できれば精製水ですが、水道水でもOK)につけたままお持ち込みいただく。
3 翌日以降のお持ち込みになる場合は、落とした直後に洗う手順は同様ですが、洗面器などので流水に数分程度浸し、塩抜きを十分に行えたと判断したら、乾燥剤を入れたジップロック(ビニール袋一杯のお米でも同様の効果がある様です)などに移して、お持ち込みいただく。
ただ洗うという作業において、これ以上濡らすのか濡らさないのかはお客様の判断になりますので、参考程度に聞いて頂ければと思います。どちらにせよとにかくできるだけ早く当店へお持ち込み頂くことが復旧の確率が高まることに違いはありません。
水没機に処置を施し、データ復旧できたときのお客様の笑顔。その笑顔見たさにいろいろ試行錯誤しております。

水没したら急いでお持ちいただいて、急がず待つのが吉です

「海に落としてしまって<iTunesにつないで>のマークが出たまま動かないんです」とのこと。この頃似たような事例のお持ち込みが複数あります。
お客様に詳しくお話をうかがうと、他店で洗浄措置はしてもらったものの、起動後はリカバリー画面で先へ進めず作業終了。持ち帰ったものの写真データ等をどうしてもとりだしたいお客様はメーカー交換することもできず、新たにiPhoneを買い求め、そのiPhoneをしばらく手元においていたそう。

今回だめもとで当店にお持ち込み頂きました。ある処置を施すことでリカバリーモードを抜けることができたので、この隙にデータの取り出しへ進むことができました。ただ残念ながらうまくデータを取れた後にはまたリカバリーモードから脱出ができなくなりました。危機一髪というか、ほんとに運が良かっただけなのかも知れませんが。
水没したけどデータがとても大事で復旧したい方はどうぞ当店までお持ち下さい。特に水没点検復旧やバックアップに関しては、全国の系列店舗スタッフで情報交換を行い技術力アップをしております。当店は30分、1時間でお返しすることは出来ませんが、最低1日のお預かりで丁寧な作業でデータ救出を目指します。
水没技術の「スマフォドクター」グループ系列店は国際通り近く浮島通り沿いの1店舗のみです。お間違えのないように。
以下、当店の過去記事をご覧下さい。
スマフォドクターiPhone水没修理

iPhone液晶ガラス割れの修理に要する時間

iPhoneの液晶ガラスの修理に要する時間は、3GS、4・4Sで20分〜40分程度、5系では長くても30分はかかりません。かかる時間の違いはお持ち込みされたときの本体のダメージの具合によるものがほとんどです。
最近の作業から。15分前後から20分台が多い様です。





お越しになる前にご予約を頂き液晶ガラス交換であれば、はやければ15分程度、他の修理でもほとんどの場合、1時間以内には完了しています。
国際通り近く浮島通り沿いのスマフォドクターです。
※水没修理はデータ復旧最優先で作業をさせていただいておりますので、当日のお返しは対応しておりません。

ご注意を!iMacが続々クラッシュしています。

年度末の忙しい時期に限って、おこらなきゃいいことが頻発しております。
先週だけで同時期の21インチiMacのハードディスクを4個変えました。3月になり私の周りではかなりの数のHDDがクラッシュしています。
持ち込まれているのは2009〜2010辺りのiMac。システムはosX10.6.xが入っています。該当機種が必ず壊れるというわけではありませんが、動作が遅くなってきたら、壊れる兆候だと考えてもよいと思っています。

iMacで採用されているディスクはWesternDigital社製とSeagate社製がほとんどだと思います。今回はその多くがWesternDigital社製でした。こんな風に画像をみせられると「ソニータイマー」みたいですが、WesternDigital社だけがダメなわけではありません。
Seagate社製も同じ様に壊れますし、それぞれが入っているもともとの台数も分からないので、これだけで優劣は判断できませんし、そもそも優劣なんてあるのか?とも思います。ただ、分解して行ってこれだけ同じディスクをみせられると正直「またか?!」と思うのも人情なんですよね。iMacを買うとき、内蔵ハードディスクのメーカーまでは選べませんし、もし優劣があったとしても意味のないことなので、ユーザーにとってはとにかく壊れないのが一番ではありますが、そこはそこ。
ハードディスクはいつかは壊れるものと考えて

転ばぬ先の杖として、バックアップをしましょう。その点Macintoshには10.5以降は、TimeMachineというシンプルで強力なバックアップがありますから安心です。ご使用から3年くらいで挙動がおかしくなったら、ディスクの寿命を疑っても良い時期だと思います。
ハードディスクは消耗品と考えて扱う方が気が楽です。早めのバックアップ対応をしてご相談ください。バックアップがうまく行かなかった場合はあまりあれこれ試さずにご相談ください。早い対応がデータを救います。
同時に大きいサイズやSSDへの変更なども可能です。お気軽にお尋ねください。

「iPhoneは使用できません」と「こんにちは」

「iPhoneは使用できません」
ロック解除に失敗すると、一番左の画面になることがあります。そうなると、データにも触れられず、復元で全部を消すしかなくなります。
幸いお客様は全部消しても大丈夫とのことでしたので、今回は復元をすることにしました。
今回、通常のリカバリーモードでの復元はできませんでしたので、DFUモードに入っての復元を行います。

少々時間はかかりましたが、無事復元完了。
「こんにちは」の画面がみれればあとはOKです。
ご利用ありがとうございました。