Wi-Fiカードの不良により、Wi-Fi接続できなくなることがMacBook系は結構多いです。
この日もその交換のお持ち込みです。
交換が必要な場合のほとんどが、
「他の動作には問題はないけど上のバーのWi-Fiマークがグレー表示になってなにも選べない」というパターン。
底面をばらしてみてもすぐには表れず、液晶画面を
一旦本体から外さないと行けないので、ちょっとだけ手数のかかる作業です。
組み上げて電源をいれると、何も拾わなかったWi-Fiがたくさん拾っています。
メニューバーには役に立たない詐欺ソフトMacKeeperが入っていましたので、即ゴミ箱行き。
ということで無事終了です。
ご利用ありがとうございました。
HDD/SSD交換
初代Mac Pro 2006 SSD化、メモリ増設
2006年型というと丁度10年前の初代Mac Proです。
オークションで買った機体とのこと。不具合があるシステムの調整のご用命でしたが、調整中首をかしげるほどかなり動作が遅いので、調べてみますと、メモリが1GBとかなり心許ない容量ということが判明。
動作を速くするにはとにかくメモリの増設が必須ですとお伝えするついでに、SSD化とTimeMachineでのバックアップ設定をご提案しました。MacProは3.5インチベイ(HDDが積める場所)が4箇所もあるので、裸の3.5インチHDDを追加すればすぐにTimeMachineバックアップが出来るようになるんです。
ということで、1GBに加え、8GBを増設した上にSSDを載せるとかなりきびきび動くXeonマシンが完成。これだと最新のOSをあげてもしばらくは遜色なく使えるでしょう。
初代はIntel Xeon 5100 series (“Woodcrest”)で、10月現在の中古相場は2万円前後。今回かかった費用は作業料いれても4万円程度。3.5インチベイもメモリスロットもまだまだ空いています。σ(^◇^;)かなり手を入れて使える様にしても10万はかからないでしょう。多少古いですが、容量を多く必要とするお仕事でしたら3.5インチベイ4基のマシンはまだまだ魅力かもしれませんね。
MacBookファン交換
「使ってたらすごくうるさくなるんです!」とお持ち込み。
…目の前で電源を入れてもらいましたが、現象が再現されません…「おかしいなー?」とお預かりした翌日、電源を入れると直後から「クォー」みたいな音がなってます。
あ〜そうでしたファンがありました。おそらく劣化で軸がぶれてしまって音が大きくなっちゃってるんでしょう。
ということ早速ファンを交換するととても静かになりました。
ご利用ありがとうございました。
ArrowsA301F 基盤交換
「どうしても住所録データが欲しいんです」とお持ち込み。
液晶は写っていますがガラス割れでタッチ操作ができなくなったとのこと。
この機種はUSB ホストという機能がなくマウスなどをつないでも操作ができません。
コンピュータにつないでデータを取るにはUSB デバッグモードに入らなければならず、操作がお手上げならモードを切り替えることが出来ず通常はデータを取り出す方法はありません。
…といろいろトライしましたがやはりダメでした。(^◇^;)
ということでお客様と相談し、基盤交換で対応することになりました。
無事動作後、データの取り出しにかかりました。ご利用ありがとうございました。
iPod classic 第7世代 160GB を 256GBに
「動かなくなったので修理をお願いしたい」とお持ち込み。
電源は入るが復元できなかったり動作しない機種のほとんどが、内蔵HDDの不良と考えられます。
お調べするとやはりHDDにダメージがあるようです。
iPodは息の長いミュージックプレーヤーです。この型式は2009年発売の機種ですので、
大方7年目というところでしょうか。しかし現在でも人気があるため、中古のHDDでも1万前後のコストがかかります。
もちろん中古パーツへの入れ替えはお勧めできません。
ということで、今回もHDDの代わりにSDカードを利用できるアダプタの利用をご提案しました。
このアダプタを利用すると、160GBより大きな容量にすることができます。今回は256GBを利用することになりました。
SDカードにすると容量もお得、転送速度も速く、電力消費も少なくなりいいことづくめ。
ついでにバッテリー、そしてSDカードアダプタへの交換の全てをセット終えて、復元。
問題無く256GBを認識していることを確認し、交換修理完了です。
ご利用ありがとうございました。