動作改善

「iPhoneは使用できません」画面割れとパスコード

ガラスも液晶も割れてしまって、どうにも操作ができなくなったiPhoneのお持ち込みです。

よくみると「iPhoneは使用できません」の表示。
これでは液晶交換をしてもそのまま元通りにお使い頂くことはできません。おそらく落として割った後、パスコードの画面で誤動作で適当にパスコードが入力されてしまい、パスコードロックがかかってしまったものと思われます。ガラス面が割れて間違ったパスコードを入力するような誤動作を始めてしまったら、電源を落とすのが最良の方法です。スリープボタンとホームボタンを長押しすれば強制終了することができます。

画面交換後、アップデートするだけでは、パスコードロックはかかったまま。この後復元が必要になります。

普通にかかってきた電話はとれるのですが、やはりリセットする作業が必要な様です。
念のためお客様にもご了解を得て、修理作業終了後、iPhoneをリセットすることになりました。
ご利用ありがとうございました。

Windowsユーザーはご注意ください!身代金要求型マルウェア(ランサムウェア)出現

見ただけで感染する「正規サイト汚染の脅威」上記はトレンドマイクロのHPから。PDFファイルで詳しく説明されております。

上記のような不正広告が表示されている模様。(上記PDFファイルより)
今の所Windowsだけの様ですが(10でも感染報告あり)、普通のサイトを見ていてある広告が表示されるだけで、コンピュータ内のファイルを暗号化し、拡張子を「.vvv」に変更するそうです。接続している外付けディスクなども全てやられる可能性があるとのこと。現時点での復旧策は、このウイルスを仕込んだ悪者の指示通りにお金を振り込むという手立てしかない模様。
こまったことにこの「不正広告は、 月平均 100 万アクセスを集める人気サイト 30 件以上へも配信され表示されており、不正広告の影響範囲の大きさがわかります。」とのこと。つまり普通にアクセスの高い企業や人気のあるサイトでも表示がされてしまっているということです。
近年ではかなりたちの悪いウイルスに入るのではないかと思われます。
Windowsユーザーはネットに接続する前に早急にバックアップ(復元ポイントなどでも可能かどうかはわかりません)をとることをお勧めします。詳細は以下リンクから。
複雑なアドネットワークでは不正広告の混入が追えない!
不正広告3700サイトの衝撃!トレンドマイクロが現状を説明

以下のサイトではこのマルウェア騒動に乗じて、「偽セキュリティソフトSpyHunter 4 のインストールを薦めてるサイトが激増」していることにも警鐘を鳴らしています。ファイルをVVVに書き換えるランサムウェアの蔓延とWin10の強制アップグレードで感染する事例が急増!?
週明け月曜日、お仕事始める前にバックアップを。

パスコードロックなんどでも

パスコードを忘れてロックされてしまったとのこと。
なんどかブログにも書いておりますが、
【パスワード忘れ】iPhoneは一度はiTunesにつなぐべし!
この状態で過去に一度もコンピュータに繋いだことがないとなると、復元をするしかなくなります。残念ながらデータを諦めるしかないということです。

この日も残念ながら「一度もコンピュータにつないだことがない」お客様でしたので、復元にて対応させて頂きました。
ありがとうございました。

いつの間にかWindows 10にアップグレードしてしまう

使っているWindows7が気づかないうちにWindows 10になってしまって「起動しなくなった」とお困りのユーザーさんからの持ち込み。結果動く様になりました。

この頃、このパターン結構多いです。戻す作業は場合によって通常の作業ではできませんから有る程度の知識がないとかなり厳しいでしょう。簡単にもどせる場合をご参考までに下記リンクしておきます。
Windows10 から Windows7/8.1 に戻す方法 – ダウングレード
今回の様な大多数のユーザーが使っているメジャーOSでこのような事が起きてしまうということは本当に困りものです。下記リンクは勝手にWindows10にならない用に設定する方法。こちらはちょっと難しいですが、7で使い続けたい方は試してみる価値ありです。
Windows10 自動アップデートを防ぐ方法
先日、IBMが社内用PCをMacintoshに変更したら、社内サポートの頻度が圧倒的に下がったという話がありました。MacとWindowsのサポートを考えたらそりゃウイルス、セキュリティ対策が楽なMacの方が簡単でしょう、と個人的には思います。ただそれを基にMacの方が良くて、Windowsはだめなんだ!みたいな懐かしいWinMac論議に発展させるつもりもありません。正常に動作しているうち(実はここもキモだったりしますが)はどちらも長所はありますので。
実際、今となってはMacもWindowsもどちらも使えるユーザーにとっては、正直な話どちらでもいい話。対応しているアプリケーション次第ですし。実際両刀遣いのユーザーも少なくないと思います。使い安い方を使えばいいかと通常は思ってます。ただ、Windows 7で有る程度完成形だろうと思っていたOSを、8にアップしてかなりなひんしゅくを買い、10などは無理矢理アップグレードしちゃうこともあるWindowsは、ユーザーの立場からしたらかなり無茶苦茶なやりかただなと思います。10に勝手にアップデートしてアプリで動かなくなるものがある、その上、起動までしなくなるというのは、なんのために便利だと思いコンピュータを使っているのかわからなくなります。コンピュータの道具としての存在意義すら奪うものだと思います。
機械的に壊れてないのにこういうのを触るのホント不毛な気がします。

Mac OS El Capitan とAdobe Lightroom CC

「Mac OS El Capitanにアップデートしたら、Adobe Lightroom CCが動かなくなった。」とお困りのお客様。新しいOSが出るとソフトが使えなくなることはしばしばありますね。
さて、マシンをお預かりしAdobe Lightroomを立ち上げてみると、
早速
「内部エラーが発生しました」
「モジュール変更中にエラーが発生しました」

とエラー連発です。

まずはネットを探して解決方法を…と思いいろいろ試してみますが、まったく起動してくれません。
ということはインストールしなおしをしてみましょう…と、アンインストールをして再インストール。それでもエラーが出て起動しません。
そこで環境設定をひらこうとするとまたエラー出現。

「内部エラーが発生しました。必要なフォルダーを作成できません:/Users/******/Library/Application Support/Adobe/Lightroom/Develop Presets。」
これは初期設定の書き込みができなくなってるだけかもしれません。ということで、「初期設定を捨ててみる」ことにしました。この手はOS9時代からあります。
Lightroomの初期設定をフォルダごと廃棄します。ちなみにライブラリは現在Finderでは不可視になっていますので、ライブラリの出し方もちょこっと。
Finder → 移動 → メニューが出ている間に「Optionキー」を押すと、ライブラリが表れます。
ライブラリ/Applecation Support/Adobe/Lightroom

この中にあるLightroomフォルダごと捨てて、再度起動して確認です。

起動しました。なんのことはない過去の初期設定ファイルが邪魔していたんですね。
これにて無事作業終了です。