Xperia Z2 のタッチパネル割れで液晶交換のご依頼を受けました。
起動確認をしてみると、SONYロゴ〜Androidロゴが出た後、波の様な動画の途中でフリーズ、そこから勝手に再起動をして立ち上がりません。ほおっておくとこの再起動ループを繰り返してしまいます。
英語タイトル通じるかな。
システムソフトの破損を疑ったものの、まずはバッテリー、液晶画面などを交換してみました。やはりそれでは改善しません。Androidは起動に必要な情報(ファームウェア)書き換えができると聞いていたので、お客様にリセットをしても良いか確認をし書き換えをしてみることにしました。
今回、書き換えに必要となったユーティリティはこちら
Flashtool
このユーティリティだけでファームウェアの検索〜ダウンロードもできるので、すぐに作業が開始できます。今回「ERROR – Drivers need to be installed for connected device.」ドライバーが入ってませんよとエラーが出ました。Flashtoolを解凍した時の同梱のドライバーではこのZ2を認識しませんでしたので、★(こっちが新バージョン?)を使ってZ2用のドライバーをいれると問題なく認識しました。
★FlashTool Xperia Driver Pack! ドライバーパック
書き換え中です。
この後、詳しくは下段のまとめがしっかりしていますので、そちらをご覧ください。
手順通りにすすめると問題なく終了し、普通に起動することができました。
この時点でお客様に再度ご了解をもらい、引き続き液晶交換の修理を行い全ての作業は完了しました。
写真右が修理後のZ2です。
ご利用ありがとうございました。
★参考にしたサイト
【XPERIA】Flashtoolの使い方
【Flashtool】Windows 10でftfファイルを焼こうとすると、”ERROR – Drivers need to be installed for connected device.”と出て、ftfファイルが焼けないときの対処法
動作改善
Windows モバイル機同士でのデータのせかえ
「動作が安定しなくなったので、中のデータを新しい Windowsマシン載せかえして欲しい」とのご要望。
Windowsからデータを抜き出すだけであれば問題はありませんが、メールや各種アプリなどいろんな設定を受け継いで設定をするのは、新たにリカバリをするよりはかなり手数がかかります。Windowsに引っ越しソフトを存在するのはそんな理由があるかと。
今回はその引っ越しソフトを補助的に使って、作業を進めました。
Macの場合はOSX最初から引っ越し機能がついています。「移行アシスタント」を使えば複製機が準備できます。TimeMachineを合わせて使うと万が一HDDがクラッシュしたとしても2〜3時間で復旧可能できるMacはかなり優れているなと思います。
【2008年Macで6sに対応できました】10.8以降がインストールできないMacに10.9を入れる
「6sに機種変したのでiTunes 12以降じゃないと同期ができなくなりました。でも手持ちのMacBookのOSXは古くてiTunes12が動かない。でもiTunes12を動かすのに必要な10.8以降がインストールできない機種なんですよ。どうにかなりませんか?」とお持ち込みです。同期しないということは機種変前の古いiPhoneからのバックアップ復元できないということ。いやー不便ですね。
WindowsだとどのバージョンでもiTunes12が入るはずですが。アップルの策略でしょうかね(*^_^*)
合わせてSSDへの換装もご希望でしたので、古いMacに10.8.5以降をいれるツールがあるのは聞いていましたので「これは試して見たい作業ですね。」なんて感じで、この後起きるインストールして地獄も知らず、いつものように安請け合いをしてしまいました。
さて、今回チャレンジするMacBookは4,1(13-inch, Early 2008)。10.9Mavericksを入れましょうと提案。作業工程としては、そこまで複雑ではありません。
1、SSDに換装する 〜 2、専用ツールにてこのMacBook 専用(MacBook 4,1)の10.9インストールディスクを作る 〜 3、SSDにインストール
という流れでめでたく完了するはずなのですが、いろいろ試してもすんなりインストールできませんでした。
専用のインストーラを作る作業が、成功したり成功しなかったり、成功しても起動できなかったりと、失敗するにしても挙動にムラがあり障害のきりわけができませんでした。数日なかなかうまくいかずあーだこーだ悩みながらやっておりました。
しかし、最後に「全部見直して初心にかえってやってみよう」と試した回でようやく成功。
いやー今回の作業での問題点は、インストーラを作成する段階で、USBメモリを使ったことでした。
みなさん専用インストーラを作るのにはHDDを使ってくださいね!
今回Macには10.7を入れてos言語を英語で作業をしました。外付けHDDがあるとちょっと便利。最終的にはHDD上にインストールした専用の10.9をSSDに複製(直接はうまくいかない)して、お客様の元ユーザも全て移行して完了しました。少々まわりくどいですが、結局これが一番うまくいきました。ただし、サウンドが鳴らないなどの若干の不具合がある様です。
ということで、無事起動後アップデートも問題無くできました。iTunes12を立ち上げ、6sを繋いでみます。
問題無くあっさりと認識。ふぅーここまでの道のりの長かったこと…(回想中)
ツールは日々アップデートされていて、現在は10.10Yosemite、10.11El Capitanまで対応可能だったりする様です。古いMacで10.9がSSDの載せ替えもあってきびきび動いています。お客様にもお喜びいただき、私も何日かの残業が無駄にならずにすみました。(笑)諦めずに続けてよかったです。
そしてお客様からのご要望がなければこの作業もありませんでした。お客様に改めて感謝です。
ーー
★MacPostFactor 1.0.1で設定中の画面
設定中
インストールディスクが作成出来た時の画面
インストール起動中。この画面もうまく行きはじめてから見るようになりました。(この画面が出ないと失敗しているかも)
インストール待ちには、ウォーキングデッドを視聴。(僕も目をとじたくなっています)
準備中〜
ジャジャーン!完成後、起動。OSX初期設定画面
アップデートもうまく行って
無事10.9.5で6sを認識しました!
※音が鳴らないなどの不具合が確認されていますが、全般的な動作には問題有りません。(今のところ不完全ながら対応策はあるようです)
3/27追記 AppleHDA.kextなどを対応のものに入れ替えれば音は鳴るようになりました。
ダウンロードはこちらから。(自己責任でお願いします)
★余談;SFOTTで設定中の画面。
使ったツールと参考にさせて頂いたサイトの覚え書きです。(ご利用は自己責任でお願いします)
★うまくいったツール
MacPostFactor 1.0.1
★試したけどうまくいかなかったツール(MacBook4,1固有かもしれません)
MLPostFactorV0.3
10.9がうまくいったやつの旧バージョン。これで10.8.4(MountainLion=ML)までは入りましたが、iTunes12は10.8.5じゃないと入らない。どうやってもアップデートできないので…泣く泣くやり直ししました。
OS X Extractor v1.31
Sixty Four On Thirty Two (SFOTT)
★参考にしたサイト
Install Mac OS X 10.9 on unsupported MacBook
Install Mavericks on Unsupported MacBook 4,1
対応外のMacにOS X 10.8をインストール [OS X Mountain Lion]
「TopYea」とかいうちょっと手強い迷惑なヤツ
「ブラウザの画面がいつの間にか勝手にTopYeaという画面になってしまって、勝手に画面もたくさん開くようになって作業がまったくできない状態です」
今回のTopYea(ポップアップ広告型アドウェア)は少しだけ手強かったです。
全部がTopYeaと関係あるのかないのかもわかりませんが、勝手にブラウザウインドウが延々といろんな種類開いていく状況。ビキニの女性が出てくる画面なんて思わずクリックしちゃいそうになりますが笑、どうにもこうにもこれだけ勝手に開いたらどれも押せません。こういう詐欺軍団の画面もクリックできずそれはまったくバカげてますね!このインチキ業者も誰も得しない状況です!ビキニのイラストが押せなくて悔しいわけではありません!www
それはそうとしてお客様もよくこの状態で作業を続けられていたと思いますが…手ぶれがひどくてすみません。次回は三脚を使います…m(__)m
手作業で怪しいアプリケーションを削除、もちろんそれだけで捨てることができないものは、マルウェア駆除ソフトも併用しながら駆除していきます。特に「TopYea」こやつはなかなか消えてくれませんでしたが下記マルウェア駆除ソフトを併用し除去をしました。
重要>ここでは紹介しませんが、あるマルウェアを駆除しようとして落とした駆除ソフト自体がアドウェア、マルウェアだったり、別のたちの悪いソフトへの橋渡しをしてくれたりという新たな危険があったりしますので、新たなソフトのダウンロードには十分に気を付けて下さい。さらなるドツボにはまることも考えられます。
ご出張中ということで、当日返却というお急ぎの対応になりましたが、通常最低でも1日は頂いての対応とさせていただいております。
★今回併用したマルウェア駆除ソフト(全てフリー版)
Zemana Antimalware <今回はこれで「TopYea」を除去できました
Malwarevytes Anti-Malware <定番
Ad-Aware Antivirus <今はあまりよくないですね。リンクしません
コンピュータは常に空き容量をチェックしましょう
突然Macが動作しなくなったということでお持ち込みがあるのですが、
・タッチパッドが反応しない
・動作がかなり遅い
など急に不具合が出だした場合に多い原因として
内蔵ディスク(SSD、HDD)の空き容量が少ない場合があります。
最近はiPhoneなどのスマホがかなり高性能になり動画、写真などのサイズが飛躍的に大きくなっています。
そのバックアップをしている間にいつの間にか空き領域が少なくなっているパターンが多い様に思います。
HDDもSSDも空き領域はコンピュータを正常に動作させるため、またディスク自体のメンテナンスをするためにも必要です。
空き容量が多ければ多い程いいです。数値で言えば50GBは残しておいた方がよいと言われていますが、
最低でもディスク全体のサイズの20%は欲しいところ。
頻繁に不具合がおき「フリーズ」したので、「おかしいな?」と思いつつ
強制終了などを繰り返していると、最悪はクラッシュさせてしまい
ディスクそのものを壊してしまう可能性があります。
どうぞお気をつけください。
この様な不具合を避けるために日頃から空き領域をチェックできる様にFinderの設定をしましょう。
Finder上でウインドウを開くと、下段に空き表示が出るようにしておけばバッチリ。
Finder > 表示 > ステータスバーを表示
にすればOKです。これでウインドウを開く度に最下段に空きの表示が出ます。
調子が悪いなと思ったときに空きが少なかったら
大事なデータの入ったMacです、なによりもまずバックアップをとって、
いらないと思われるファイルをできるだけどんどこ捨てていきましょう。
データが取りたいがどうしてもうまくいかない場合は、何度も再起動を繰り返す前にお気軽にご相談ください。
もちろん容量のアップやHDDからSSDへのアップグレードも可能です。