データ復旧・救出

iPhone 6S 海水水没 3回目の結果は・・・

サポートスタッフyutakaです。
昨晩の台風はスマホにけたたましく避難勧告が発令されたり
どんなすごいのが来るんだろうと心構えをしておりましたが、
気づけば寝てる間に通りすぎちゃいましたね。
みなさんは被害はなかったでしょうか。
今回は離島より、海水水没の水没処理のご依頼ですが、
なんと、今回で3回目、1度目、2度目と復活を果たしていましたが、
3度目の今回はどうなったかというと・・・・・・・
力尽き復活ならずでした。

※当店では基本水没は機種変などでのお取り替えをお勧めしておりますが、
ダメージが少なくて部品交換で改善が見られる場合はお客様のご要望にそった形で修理をしております。

この後ご希望であれば基盤修理に移りますが、データが必要無ければ今回は機種変なさった方がよいでしょう。

【水没処理では全分解して洗浄と乾燥作業をおこないます。】
不注意で水没されることがほとんどだと思いますが、
時間経過とともに状態は悪化していきます。
水没されたときは、早急にご相談いただければと思います。
また、店内には防水ケースも取り揃えております。
水没して動作しなくなって大切なデータを失なって後の祭りにならないための
対策をオススメいたします。
***【ECCO / Smapho Dr. 沖縄那覇店】***
営業時間:月 – 日10:00 – 19:00
定休日:不定休
TEL:098−863−4041
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ArrowsA301F 基盤交換

「どうしても住所録データが欲しいんです」とお持ち込み。
液晶は写っていますがガラス割れでタッチ操作ができなくなったとのこと。
この機種はUSB ホストという機能がなくマウスなどをつないでも操作ができません。
コンピュータにつないでデータを取るにはUSB デバッグモードに入らなければならず、操作がお手上げならモードを切り替えることが出来ず通常はデータを取り出す方法はありません。
…といろいろトライしましたがやはりダメでした。(^◇^;)
ということでお客様と相談し、基盤交換で対応することになりました。


無事動作後、データの取り出しにかかりました。ご利用ありがとうございました。

パスコードが打てない!バックアップも取れない!

画面タッチが効かなくなり治るだろうと考えて再起動したところ、それでもタッチが効かない。
iPhoneの起動直後はロックを解くため一度だけパスコードを手動で入力する必要があります。持ち主、本人であっても起動直後の一度だけは指紋認証でロックは解けないのです。

その後県内正規店で画面を交換してもらっても動作は変わらず、「本体交換ですね」と言われて、なす術ない状態に。
お客様は本体を交換するにしても全くデータのバックアップがない。だとすると本体交換ではデータを失ってしまいます。なんとか取りたいとの事でお友達に聞いたところ「みんなここ使ってるよ」(お友達ありがとうございます)と言われて、当店へのご依頼となりました。
通常ですと基盤修理をしないとデータの取り出しはできない症状ですが、データを取り出せる条件が揃っていましたので比較的手順も少なく早くデータをバックアップする事ができました。
ご利用ありがとうございました。

水没してしまわないためのポイント

夏の困った風物詩にもなりつつある当店の水没の残業処理。
写真の白く見える部分は「塩」です。

夏は連日多数お持ち込みされます。時間をかけての処理は台数が多いとどうしても追い付かず、作業が深夜になってしまうこともしばしば。お客様のスマホから大事なデータを復旧すべく日夜可能な限り勤めています。
さて、簡単に水没してしまわないために以下のポイントを考えてみました。

1、海のそばに行く際にはスマホを入れた場所を確認する。
水没でお持ち込みの際「ズボンのポケットに入れたまま海に入ってしまいました」とおっしゃるかたかなり多いです。観光で来られている方でなくても、「海」という場所ではどなたも大抵ラフな格好なので、とにかく海の側では今スマホはどこにあるのかということをイメージすること。それだけで不意の水没をしてしまわない確率は上がると思います。

2、ジップロックなどに入れたからと過信しない。
防水ケース、ジップロックなどに入れたから波打ち際や船の甲板に「荷物と一緒に置いて大丈夫」と言う過信は危険です。口を閉め忘れ中途半端に開いていたりするととそこから水は入り込みます。(ジップロック式の防水ケースも販売されていますが、シーム(縫い目)が切れてしまうこともある様ですので、当店での取り扱いはしておりません。)

いずれにせよ海水から復旧率は真水よりは低くなってしまいますので、海近くに行かれる際には気をつけてください。
濡れてしまった際にも慌てず下手に乾かすことなどをせず、電源を入れたり充電をしてみたりということはもちろんしないで下さい。濡れたまま早めに当店へお持ち込みを。特に海水に落とされた場合はジップロックなどがあれば逆に流水でしばらく洗い流し、真水につけたままお持ち込みください。※海水の対処法は当店が最初に提案し始めた方法ですが、県内他店様も同じ様に話ているようです。海水に濡れた場合は一定の効果があるとの判断でしょう。

MacBook Pro Retina 13 基盤異常

MacBook Pro Retina 13の起動不良で那覇新都心からお持ち込み。
アップルマークが出たあと突然落ちてしまい起動しないとのこと。
最近この手の起動不良をみかけるようになりました。一昔まえには余り見たことのない不具合です。
キーの組み合わせでいろんな起動の仕方が選べますが、自己診断モードすら立ち上がらないのはちょっと心配です。
SSD不良で済めばよいのですが最悪は基盤交換が必要になるかも知れません。
おそらくGPUあたりかどこかのハンダにヒビが入ってしまっているのだろうと思いますが、
鉛フリーハンダになって確実に同様の故障は増えているかも知れません。
鉛フリーはんだの採用により浮上した新たな技術課題
さて購入日を聞いてみると5月あたりで既にメーカー保証が切れている可能性があります。
うーんソニータイマーならぬAPPLEタイマーか!!!
などと考えながら、お客様に確認すると「延長保証には入っていない」とのこと。
いやいやと念のため調べてみるとなんと保証に加入済みでした。
とりあえず修理に関しての心配はなくなりました。
本体の修理自体は保証対応になりますが、修理内容によってはデータが消去される場合もあります。
お客様はデータも残したいとのことでしたので、
内部SSDを取り出してデータを確認すると特に損傷は無く問題無くデータ救出ができました。(写真)


メーカーでは基盤ごとの交換になるでしょう。AppleCareはちょっと高めですが入っていて良かったですね。ホント。
過去13インチ、15インチ共に今回と似たような症状が起きるGPU(グラフィックチップ)周りの故障が多くありました。
今回のような新機種でも依然同様なシビアな故障が起きるようであれば、
Appleのラップトップは何某かの延長保証に入っておいた方が良さそうです。
あと特にラップトップの寿命を長持ちさせるためには、
当たり前の様ですがまずは強い衝撃を与えないこと。
あまり極端に熱くならないように底面を浮かす、USBファンなどで風を送るなど、
冷却しながら使うといいかと思います。(といっても起きるときには起きちゃうと思いますが。)
ご利用ありがとうございました。
当店でもさらに安心保証付きの新品販売をしております。
お気軽にお尋ねください。