データ復旧・救出

iPhone 6 液晶画面交換

「データはなくなったりしませんよね?」と不安そうに沖縄市からご来店、お持ち込みです。
「電源を落として作業は行いますので、通常データには触れることはありません。」とお伝えすると安心していただけました。
修理に入らせて頂きました。


本日も問題無く修理完了です。ご利用有り難うございました。

リンゴループからの脱出方法

※7月10日(日)は社員研修のため終日お休みです。
さて、リンゴループ…Appleロゴまで起動して画面が真っ暗になって、それを繰り返す悪名高き故障iPhoneが嘉手納からお持ち込みです。お客様はどうしても中からデータを取り出したいが、「Appleに相談しても、沖縄の正規店で相談してもダメだったんです」とのこと。
ハードに異常がなければ、復元などで起動できるまでは持って行けるとおもいますが、その場合データが消滅してしまいます。それでは意味が無いので、考えられる方法を試してみることにしました。
まずは起動不良の状況を確認します。Appleロゴの起動画面がずっと続いた後、勝手に終了して再起動しません。リンゴループというよりはバッテリー不良時の症状にも似ています。
最初にバッテリー交換をしてみましたが、動作は変わりません。ということは起動システムファイルの損傷なのかもしれません。再度電源を入れようにも入らないので、バッテリーをはずし付け直して起動スタンバイ。
次にホームボタンを押しながらコンピュータに接続して起動。うまくリカバリーモードに入ることができました。

この状態でiTunesで反応すれば、復元とアップデートが可能になります。復元だとデータは全部消えてしまうので、なんとか起動ファイルを正常にアップデート出来ればいいのですが、リカバリーモードでもできなければ、また別の方法で試してみるつもりで「アップデート」を押しました。(アップデートがうまくいかなくて、データがいらない場合は復元を選択しましょう)

後はアップデートがうまく行くことを祈りつつうまく起動するまで放置です。
他の作業をしつつ30分ほど後に覗いてみると、うれしいことに起動しておりました。無事修復成功です。
今回は割合簡単な方法で修復することができました。早速お客様にもお伝えすると「よかった〜!」とお喜びいただきました。
同様の症状でお困りの方は、コンピュータさえあれば、この手順で修復できる可能性があります。諦めずに一度お試しあれ。
コンピュータをお持ちで無い方、ご自分で試せない方や、このリカバリーモードでのアップデートでもうまく行かないという方は、どうぞお気軽にご相談ください。当店では軽度のiOS損傷による不具合の対処は3000円~5000円(税別)の価格帯で対応しております。

USBメモリは一時のデータ保管場所でしかありません

「USBが全く認識しなくなった」とお持ち込みです。正確には「USBメモリ」ですね。
豊見城市からのお客様です。

(特に壊れにくいメーカーはないとおもいますが、値段が安いのは壊れやすい傾向があるかと)
早速コンピュータにつないでもなんの反応もありません。専用ツールを使いデータの抜き出しです。
ツールでは続々データの痕跡をピックアップしてくれ、多少壊れている様なファイルも見受けられましたが、ほぼ全てのデータを復旧することができました。

USBメモリのみに重要なデータを置いている方も少なくないようです。たびたび似たような案件のご相談を受けますが、USBはあくまでもコンピュータから別のコンピュータにデータを持ち運ぶための一時のデータ保管場所とお考えいただくほうがよいと思います。今回は運良くデータを取り出す事ができましたが、毎回同様にうまくいくとは限りません。
ご利用ありがとうございました。

容量の大部分を占める「その他」ってなんだ「その他」って!

MacBook Airでいつの間にか空き容量が少なくなって困っていると沖縄市よりお持ち込み。
まずは何が容量を圧迫しているかをチェックします。
アップルメニューから
アップルメニュー > このMacについて > ストレージを開くとこの状況。

この一番大きい「その他」?ってなんですか?
実は「osx その他 容量」などのワードで検索すると思ったよりもたくさんヒットします。
特に容量にあまり余裕のないMacBook Airでは多くの方がこの問題に直面しているのかもしれませんね。今回のお客様は以下の方法を組み合わせて対応させて頂きました。
さて「その他」についてアップルのページでは下記のような記述があります。
OS X:「この Mac について」の「その他」の容量とは?より

「この Mac について」ウインドウの「その他」のカテゴリーが大きいと思える場合があります。「この Mac について」のこのカテゴリーには、リストにあるほかのファイルタイプ (オーディオ、ムービー、写真、アプリ、バックアップ) に当てはまらないファイルがすべて含まれます。「その他」として計算されるファイルは、たとえば次のようなものです。
・「システム」フォルダやキャッシュなど、OS X のフォルダに入っている項目
・書類、連絡先、カレンダーデータなどの個人情報
・App のプラグインまたは機能拡張
・パッケージの内部にあるために、Spotlight でメディアファイルに分類できないメディアファイル
・Spotlight で認識されないファイルタイプ

とあります。「Onyx(無料)」「CleanMyMac(有料)」などのユーティリティを使えば上記キャッシュ、いらないファイルなどは簡単に整理することができるかと思います。その他具体的な対処としては、下記のページの方が参考になります。
またOS X Mavericks: ディスク領域を増やす
こちらは10.9の方法ですが、基本どのバージョンでも同じ様な方法でデータは減らせます。この中では下記三項目は有効だと思います。

・不要な項目を削除する
・ダウンロードした項目を削除する
・サイズの大きいファイルを特定する

それでも減らないという方に下記2点はもしかしたら有効かも知れません。
1、iTunesへのiPhoneのバックアップがたくさん残ってると言う方案外多いのではないでしょうか?確認方法は以下。
・iTunesを起動し、ファイル > 環境設定 > デバイス を開きますと画像の様な画面に到達します。表示されているファイルで右クリックをして、フォルダを開けばデータ格納場所を表示してくれます。(ここで日付などを見ながら要らないと思われるファイルを削除することもできます。「Finderで表示」の上です。)

・そこで大きく古いファイルを捨てるという方法があります。(十分に吟味の上捨てるようにして下さい。)

それでも…という方、もしかして「その他」ではなくて、「バックアップ」も大きくないですか?下記はいかがでしょうか?
2、Time Machineのスイッチを入り切りする。

Time MachineはMac OS標準の非常に優れたバックアップ機能ですが、動作させたままバックアップ用のHDDなどを繋がないでいると、本体の方にバックアップをとるらしく、その分、データが大きくなってしまいます。それを一旦切って、入れることで繋いでない間のバックアップが取り除かれることによって、緊急に容量を減らすことが出来るようです。もちろん、多いままでバックアップ用のHDDに繋げば、本体側のバックアップ分は減ると思います。
以上かなり長くなりましたが、お役に立てればと思います。
★その他参考にしたサイト
【保存版】Macの「その他」を削除し、ストレージ容量不足を解消する方法
Macユーザー必携の定番アプリが最新OSに対応!とりあえず入れておいて損はないぞ!

水没処理の流れ

沖縄の夏はあまりにも開放感いっぱいだからでしょうか。海水に落とされたり、ポケットに入れたまま海に入ったりと様々な水没事故が増えてきます。
当店の水没処理の流れとして、最初にお預かり後30分以内に全分解を行い、丸洗いをします。また濡れた部分、接点などの汚れをルーペなどで確認しつつの洗浄作業に入らせていただきます。


水没作業ばかりは基本1日お預かり翌日のお返しにて対応させていただいております。多少お時間を頂いてからの方が復旧率がたかいのですが、ご旅行中で沖縄での滞在が短い場合など、どうしてもはやめに受け取りたいというお客様へは可能な限り当日のお返しでも対応しております。お気軽にお問い合せ下さいませ。
さて、この日持ち込まれた水没は韓国からのお客様。iPhoneはデータを残して欲しいとのことでしたが、問題無くデータの取り出しができるようになりました。
ぬれたまま電源を入れるとショートしてしまう危険性があるため、とにかく電源を落とすことを優先して下さい。
沖縄の海は罪なヤツですね…