動作改善

Mac OS El Capitan とAdobe Lightroom CC

「Mac OS El Capitanにアップデートしたら、Adobe Lightroom CCが動かなくなった。」とお困りのお客様。新しいOSが出るとソフトが使えなくなることはしばしばありますね。
さて、マシンをお預かりしAdobe Lightroomを立ち上げてみると、
早速
「内部エラーが発生しました」
「モジュール変更中にエラーが発生しました」

とエラー連発です。

まずはネットを探して解決方法を…と思いいろいろ試してみますが、まったく起動してくれません。
ということはインストールしなおしをしてみましょう…と、アンインストールをして再インストール。それでもエラーが出て起動しません。
そこで環境設定をひらこうとするとまたエラー出現。

「内部エラーが発生しました。必要なフォルダーを作成できません:/Users/******/Library/Application Support/Adobe/Lightroom/Develop Presets。」
これは初期設定の書き込みができなくなってるだけかもしれません。ということで、「初期設定を捨ててみる」ことにしました。この手はOS9時代からあります。
Lightroomの初期設定をフォルダごと廃棄します。ちなみにライブラリは現在Finderでは不可視になっていますので、ライブラリの出し方もちょこっと。
Finder → 移動 → メニューが出ている間に「Optionキー」を押すと、ライブラリが表れます。
ライブラリ/Applecation Support/Adobe/Lightroom

この中にあるLightroomフォルダごと捨てて、再度起動して確認です。

起動しました。なんのことはない過去の初期設定ファイルが邪魔していたんですね。
これにて無事作業終了です。

Windows10から7に戻したい

「Windows7をWindows10にアップデートして、ログイン画面で動かなくなってしまいにっちもさっちもいかなくなりました!」とお持ち込み。会計ソフトに日々売り上げなどを入力していたPCらしく、「データが無くなってしまったら…」とご心配の様子。とりあえず7に戻してみましょうとご相談の上、決定。

ずーーーーっと、この画面のまま動きません。
このマシン、なぜかいろいろ試しましたがなぜかSAFEモードにも切り替わらないので、あきらめて分解しをデータ保護優先で、直接HDD複製の作業を行いました。その後取り出したHDDを戻し工場出荷状態にリカバリーして、必要なデータを戻すという作業を行いました。

無事Windows7にもどり起動しましたので、この後会計ソフトにもとのデータを読み込ませばほぼ元通りの状態までもどります。

ご利用有り難うございました。

アダルト サイトに勝手に登録されたりするという迷惑な話

※ティーダブログ、「アダルト サイト」という入力弾きますね(スペースで開けてあります)
さて、Windowsフィッシング詐欺がらみのお話。よく確認せずにクリックすると先にすすんでしまう、いわゆるワンクリックウェアというものですね。

覚えのないサイト(実際には何か押してしまっていると思われますが)に勝手に登録されてお金を請求されるという手口の詐欺です。執拗に「大至急ご確認下さい。有料アダルト サイトへのご入会が完了し、お客様番号を発行しました。」という画面を定期的に表示しユーザーに入金を促します。これワンクリックウェアによる架空請求という詐欺です。
「そんな覚えはない」誠実なユーザーは人は写真の様な表示に驚いて、電話やメールで身の潔白を伝えようとして詐欺にあってしまうのです。連絡しても待っているのはお金を払いなさいという恫喝のみですから、間違っても連絡を取ったりしないようにして下さい。(受付時間とありますが、この時間の間、電話の前で詐欺師達は待っているのでしょうか。正直者がバカをみる世の中、しっかり防御していかないといけませんね。)
下記Q&Aサイトに似たような質問がたくさん上がっていますので、そちらから引用させて頂きます。

「会員登録」入力前に「入会」しました等の「「情報」が出るのはすべて「詐欺」と思って間違い有りません。
上記入会方法以外なら、絶対に支払う必要は有りませんし。
此方から「連絡」しない限り相手は「貴方」を特定する方法は有りません。
もし「迷惑メール」が頻繁に来る場合は「メールアドレス」の変更をお奨めします、そうすれば相手に「貴方」を特定する事は出来ません


有料アダルト サイトへのご入会が完了し、お客…
そうはいっても、いつまでもこの様な表示をしているのを無視するのも邪魔くさく精神衛生上悪いので、はやく除去するのが良いでしょう。簡単な物はコントロールパネルの「アプリケーションのアンインストール」で除去できますが、このタイプになると、ちょっとした手順が必要になります。除去ツールもあるようなのでそちらを使われるといいでしょう。(※いつまで無料なのか対応可能なのかはわかりませんが今回記事にするために試しましたら、きちんと除去できました。完全フリーではなく寄付ウェアです。)



このあと、除去してもいいかと言う画面で除去を押せば次回再起動時から例のメッセージは出なくなります。
「ワンクリックウェア駆除ツール」は下記サイトからダウンロード。
ワンクリックウェア駆除ツール
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ちなみに今回のマシンには、下記の様なソフトが入っていました。
●WinZip Registry Optimizer(完全に迷惑ソフト)
こちらも「大量のエラーが入ってます!」と恐喝をしてお金を払わそうとする迷惑ソフトです。除去の方法は下記ご参照下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/fireflyframer/33244661.html
●phishwall(本来はフィッシング詐欺や一部のオンライン口座などにおける詐欺を防ぐためのものの様です。)も入ってます。使い方がわからないもしくはオンライン講座など使ったことのない人には必要無いかと。こちらは外すのはコントロールパネルで行けます。詳細は下記ご参照下さい。
http://osekkaiblog.seesaa.net/article/391737199.html
Windowsはユーザーが多いだけにいろんなものがありますね。

最新iOSへのアップデートは毎回しばらく様子見が吉!

連休みなさまいかがお過ごしでしょうか、iOS9へのアップデートがうまく行かずに動作しなくなってしまうことがあったり、うまく行っても細かいバグで不便になるパターンがある様です。いま少し様子見をした方が良いと思われます。最下段リンクをご参照下さい。

上記写真は先程アップデート失敗でリカバリモードのループになってしまったiPadを復旧したものです。(これはiOSのバージョンに限らず起きています)
もしアップデート後、不具合などでお困りでしたらお気軽にご連絡下さい。データはそのままで復旧出来ることもあります。

上記写真はまさしく、スライドループになってしまった4S…。これはバックアップを取っていなければデータ復旧の道はありません。
http://sumahoinfo.com/ios9-fuguai-hyoban-ios901-fuguai-slide-to-upgrade-iphone-update-hyoka

Macユーザーは今後ちょっと注意が必要かも

この速さでは何が起こったかわかりません。

Macユーザーが認識不能なほど瞬時にKeychainへのアクセス許可を与える極悪アドウェアが発見される
Genioというマルウェアがあります。

Macユーザーに無断でSafariのスタートページを変更したり、デフォルトの検索エンジンを変更したり、ターゲット広告を表示したり、フォーム情報を外部に送信したりするとして悪名高い拡張機能「Genieo」があります。

結構前からあるのですが、先日お客さんのマシンの中に入っていたのをみつけ、ブログでとりあげようと思いスクリーンショットをとっていた所でした。(そちらの記事は改めて載せます。)
そのGenieoが上記のタイトルのように進化して、ユーザーに無断でKeychainへのアクセス許可を与えてしまう機能を備えたということです。Keychanといえば、Macのパスワード類を一括で管理しているシステムです。今のところ、何が目的で行われているのかわからないそうですが、iCloudのパスワードを盗み出す可能性もあるそうで、注意した方が良いかもしれません。