先日、残業をしていて顧客にメールを送っていたのですが、遅い時間だとやはりちょっと気が引けます。
アップル標準のメールで以前よりこういうソフトあったらいいのにと思っていたのですが、英語版はあっても中々日本語版が作られない。ということで、私が…というほど大した英語力が必要でもないので、そのまま紹介しま〜す。
単純にいえば、ソフト(アップルメール専用のプラグイン)のタイトル通り、「SendLater(後で送る)」という機能を標準のアップルメールに付加するものです。私は今回残業時に書いておいて朝イチに顧客に送るために使いますが、大事な人への誕生日メッセージを書くとか、定期的な会合のお知らせをリマインダーとしてメンバーに送るとか、単純な機能ですがかなり使いでがあるのでは?と思っています。
http://www.chungwasoft.com/sendlater/
英語版の上、8.95ユーロと単機能のプラグインとしてはちょっと高めかな?と思いますが今だけ一押しソフトです。
まだあまり使い込んでいないので、日本語上で不具合があったらごめんなさい。
動作改善
バックアップがうまくいかなくて即死
かなりお困りのご様子でお電話をいただきました。なんでも、
「iTunesにつないでバックアップを取ろうと思ったら、WindowsもiPhoneもどちらもフリーズ。その後、iTunesにつないで下さいというリカバリーモード表示ばかりが出て起動不可能になった」とのこと。
この状態はリカバリーループと呼ばれていますが、復元作業などをしている時に不意にこの画面になると復旧出来る確率は非常に低いです。今回も出来る限りのチェックはしましたが、復旧不可と結論しました。
ただ、通常はiTunesにバックアップ後、iOSのアップデートなどが行われるはずなので、もしかしたらその前にバックアップが終わっている可能性があります。そのことを伝えてWindowsもお借りして、HDDもデータのハードコピーを試しました。結果、残念ながらHDDは完全にクラッシュしていてデータを取り出すことができませんでした。これでは手の施し様がありません。このWindowsがもともと壊れていたのですね。残念ですがギブアップするしかありません。
不安定なコンピュータでiPhoneのバックアップはやめた方が得策です。
当店ではバックアップサービスも行っておりますのでご利用下さい。
詳細についてはお気軽にお問い合せ下さい。
パスコードロックと、データの暗号化
海水水没からほぼ1日たった5s。当店にて全体洗浄ではじまる特殊作業により電源は入りましたが、フロントパネル死亡、センサーはぽろりと錆びて落ちる程度に死亡。テスト機材にて毎度バックアップを阻害するパスコード設定を解除し、ご希望の写真類のデータについては取り出しOK。その他のデータは暗号化が施されていて救出できませんでした。お客様が覚えてなければ、それ以上の救出はかないませんがどうなりますやら。
パスコードロックと、データの暗号化。この二つの設定で折角電源が入るようになった水没iPhoneからデータが救い出せないこともあります。個人でお使いのお客様はそこまでのセキュリティが必要かということを十分に検討された方がよいかと思います。
さて、データ救出と短納期の両立は可能な限り努力はしますが、特に水没初期は時間をかけて丁寧な作業が必要です。お客様次第ではありますが、本土からのご旅行中の方でもデータが最優先なのであれば最低1日お待ちになりより高いデータ復旧率にかける方をお勧めしています。既に沖縄から帰られていたとしても郵送などで返却は可能です。
通常水没点検料は最終的に動作しなくても4800円をいただいています。当店ではパーツ交換+水没点検代ではなく、パーツ交換を行った場合の水没点検料は加算されません。5sの液晶パネルの交換が必要であれば、その代金のみを頂いています。
スロットローディングにシングルCDを入れてはいけません
シングルCDをスロットローディング式のMacに入れてしまうと、基本アウトです。
修理というおおげさなものではありませんがこれをやってしまうと、取り出せなくなり分解をしなければならないからです。
その他、子どもが何か入れてしまった場合なども少なくないですね。MacBookPro系であれば、20分程度では全ての作業を終えることができると思います。お困りの方はお気軽にご相談下さい。
ご注意を!iMacが続々クラッシュしています。
年度末の忙しい時期に限って、おこらなきゃいいことが頻発しております。
先週だけで同時期の21インチiMacのハードディスクを4個変えました。3月になり私の周りではかなりの数のHDDがクラッシュしています。
持ち込まれているのは2009〜2010辺りのiMac。システムはosX10.6.xが入っています。該当機種が必ず壊れるというわけではありませんが、動作が遅くなってきたら、壊れる兆候だと考えてもよいと思っています。
iMacで採用されているディスクはWesternDigital社製とSeagate社製がほとんどだと思います。今回はその多くがWesternDigital社製でした。こんな風に画像をみせられると「ソニータイマー」みたいですが、WesternDigital社だけがダメなわけではありません。
Seagate社製も同じ様に壊れますし、それぞれが入っているもともとの台数も分からないので、これだけで優劣は判断できませんし、そもそも優劣なんてあるのか?とも思います。ただ、分解して行ってこれだけ同じディスクをみせられると正直「またか?!」と思うのも人情なんですよね。iMacを買うとき、内蔵ハードディスクのメーカーまでは選べませんし、もし優劣があったとしても意味のないことなので、ユーザーにとってはとにかく壊れないのが一番ではありますが、そこはそこ。
ハードディスクはいつかは壊れるものと考えて
転ばぬ先の杖として、バックアップをしましょう。その点Macintoshには10.5以降は、TimeMachineというシンプルで強力なバックアップがありますから安心です。ご使用から3年くらいで挙動がおかしくなったら、ディスクの寿命を疑っても良い時期だと思います。
ハードディスクは消耗品と考えて扱う方が気が楽です。早めのバックアップ対応をしてご相談ください。バックアップがうまく行かなかった場合はあまりあれこれ試さずにご相談ください。早い対応がデータを救います。
同時に大きいサイズやSSDへの変更なども可能です。お気軽にお尋ねください。