Macintosh

Mac OS El Capitan とAdobe Lightroom CC

「Mac OS El Capitanにアップデートしたら、Adobe Lightroom CCが動かなくなった。」とお困りのお客様。新しいOSが出るとソフトが使えなくなることはしばしばありますね。
さて、マシンをお預かりしAdobe Lightroomを立ち上げてみると、
早速
「内部エラーが発生しました」
「モジュール変更中にエラーが発生しました」

とエラー連発です。

まずはネットを探して解決方法を…と思いいろいろ試してみますが、まったく起動してくれません。
ということはインストールしなおしをしてみましょう…と、アンインストールをして再インストール。それでもエラーが出て起動しません。
そこで環境設定をひらこうとするとまたエラー出現。

「内部エラーが発生しました。必要なフォルダーを作成できません:/Users/******/Library/Application Support/Adobe/Lightroom/Develop Presets。」
これは初期設定の書き込みができなくなってるだけかもしれません。ということで、「初期設定を捨ててみる」ことにしました。この手はOS9時代からあります。
Lightroomの初期設定をフォルダごと廃棄します。ちなみにライブラリは現在Finderでは不可視になっていますので、ライブラリの出し方もちょこっと。
Finder → 移動 → メニューが出ている間に「Optionキー」を押すと、ライブラリが表れます。
ライブラリ/Applecation Support/Adobe/Lightroom

この中にあるLightroomフォルダごと捨てて、再度起動して確認です。

起動しました。なんのことはない過去の初期設定ファイルが邪魔していたんですね。
これにて無事作業終了です。

MacBook水没対応もやってます!

こんにちは!サポートスタッフyutakaです。
まだまだiPhoneの水没が耐えない季節ですが、
ecco/SmaphoDr.ではMacBookの水没対応もやっています。
ここ最近では、コーヒーやお酒、ねこのおしっこなんてのもありました。
水没をするとキーボードが反応しなくなったり、電源が入らなくなったり、
電源が入っても突然、シャットダウンするなどの起こる症状も様々です。
皆さんは水没された場合はどうされていますか?
PC保険を利用したりやメーカーへの修理依頼をすることもあるかと思います。
その場合は基盤が新しくなったり、、PC自体が全くの新品になっていたりと
中に入っているデータの復元までは期待できないようです。
しかも、聞くところによると、費用が10万近くかかったりとかなり高額のようですね〜
そんなんで修理を断念しようとお考えの方はぜひeccoへご相談ください。
なにかお力になれることがあると思います。
写真は水没した機械の内部写真です。
eccoでは水没によってさびた部分をきれいに洗浄して対応しています。
これまでその作業によって復活した実績が複数あります。
ぜひあきらめずにご相談ください。



Macユーザーは今後ちょっと注意が必要かも

この速さでは何が起こったかわかりません。

Macユーザーが認識不能なほど瞬時にKeychainへのアクセス許可を与える極悪アドウェアが発見される
Genioというマルウェアがあります。

Macユーザーに無断でSafariのスタートページを変更したり、デフォルトの検索エンジンを変更したり、ターゲット広告を表示したり、フォーム情報を外部に送信したりするとして悪名高い拡張機能「Genieo」があります。

結構前からあるのですが、先日お客さんのマシンの中に入っていたのをみつけ、ブログでとりあげようと思いスクリーンショットをとっていた所でした。(そちらの記事は改めて載せます。)
そのGenieoが上記のタイトルのように進化して、ユーザーに無断でKeychainへのアクセス許可を与えてしまう機能を備えたということです。Keychanといえば、Macのパスワード類を一括で管理しているシステムです。今のところ、何が目的で行われているのかわからないそうですが、iCloudのパスワードを盗み出す可能性もあるそうで、注意した方が良いかもしれません。

CINEMA DISPLAY のカビ?

「CINEMA DISPLAY HD 30の画面の汚れが落ちない」ということで、お持ち込みです。画面がなんだか、もやっております。まるでチョウチョウが羽を広げた様な感じ。

近くで拝見するとカビ?のようなものが点々としている様に見えます。シネマディスプレイというと、最後にでたものでも5年前のものになります。部品の入手が厳しそうですが、どうにかならないかと分解してみてみることにしました。

キレイなシネマディスプレイはさすが設計も変わってました。製品のカタチを考える人、実際に作る際の材質、部品の収まり、いろんな人が妥協せず作られた製品がアップル製品なのかもしれないな。なんて想いながら分解も進み、液晶内部へ到達。

このパネル表面がもやってるチョウチョウのカタチと同じ様にボコボコしています。
液晶パネル表面はカビの様な部分が盛り上がっているだけで、こすってもとれるような状態ではありません。これはパネル内部に浸食しているということでしょう。となるとパネルの交換が必要ですね。
ただ新品パネルの入手はかなり厳しそうですので、お客様と相談して今回は修理を見送るということになりました。