「動作が安定しなくなったので、中のデータを新しい Windowsマシン載せかえして欲しい」とのご要望。
Windowsからデータを抜き出すだけであれば問題はありませんが、メールや各種アプリなどいろんな設定を受け継いで設定をするのは、新たにリカバリをするよりはかなり手数がかかります。Windowsに引っ越しソフトを存在するのはそんな理由があるかと。
今回はその引っ越しソフトを補助的に使って、作業を進めました。
Macの場合はOSX最初から引っ越し機能がついています。「移行アシスタント」を使えば複製機が準備できます。TimeMachineを合わせて使うと万が一HDDがクラッシュしたとしても2〜3時間で復旧可能できるMacはかなり優れているなと思います。
Windows
「TopYea」とかいうちょっと手強い迷惑なヤツ
「ブラウザの画面がいつの間にか勝手にTopYeaという画面になってしまって、勝手に画面もたくさん開くようになって作業がまったくできない状態です」
今回のTopYea(ポップアップ広告型アドウェア)は少しだけ手強かったです。
全部がTopYeaと関係あるのかないのかもわかりませんが、勝手にブラウザウインドウが延々といろんな種類開いていく状況。ビキニの女性が出てくる画面なんて思わずクリックしちゃいそうになりますが笑、どうにもこうにもこれだけ勝手に開いたらどれも押せません。こういう詐欺軍団の画面もクリックできずそれはまったくバカげてますね!このインチキ業者も誰も得しない状況です!ビキニのイラストが押せなくて悔しいわけではありません!www
それはそうとしてお客様もよくこの状態で作業を続けられていたと思いますが…手ぶれがひどくてすみません。次回は三脚を使います…m(__)m
手作業で怪しいアプリケーションを削除、もちろんそれだけで捨てることができないものは、マルウェア駆除ソフトも併用しながら駆除していきます。特に「TopYea」こやつはなかなか消えてくれませんでしたが下記マルウェア駆除ソフトを併用し除去をしました。
重要>ここでは紹介しませんが、あるマルウェアを駆除しようとして落とした駆除ソフト自体がアドウェア、マルウェアだったり、別のたちの悪いソフトへの橋渡しをしてくれたりという新たな危険があったりしますので、新たなソフトのダウンロードには十分に気を付けて下さい。さらなるドツボにはまることも考えられます。
ご出張中ということで、当日返却というお急ぎの対応になりましたが、通常最低でも1日は頂いての対応とさせていただいております。
★今回併用したマルウェア駆除ソフト(全てフリー版)
Zemana Antimalware <今回はこれで「TopYea」を除去できました
Malwarevytes Anti-Malware <定番
Ad-Aware Antivirus <今はあまりよくないですね。リンクしません
コンピュータは常に空き容量をチェックしましょう
突然Macが動作しなくなったということでお持ち込みがあるのですが、
・タッチパッドが反応しない
・動作がかなり遅い
など急に不具合が出だした場合に多い原因として
内蔵ディスク(SSD、HDD)の空き容量が少ない場合があります。
最近はiPhoneなどのスマホがかなり高性能になり動画、写真などのサイズが飛躍的に大きくなっています。
そのバックアップをしている間にいつの間にか空き領域が少なくなっているパターンが多い様に思います。
HDDもSSDも空き領域はコンピュータを正常に動作させるため、またディスク自体のメンテナンスをするためにも必要です。
空き容量が多ければ多い程いいです。数値で言えば50GBは残しておいた方がよいと言われていますが、
最低でもディスク全体のサイズの20%は欲しいところ。
頻繁に不具合がおき「フリーズ」したので、「おかしいな?」と思いつつ
強制終了などを繰り返していると、最悪はクラッシュさせてしまい
ディスクそのものを壊してしまう可能性があります。
どうぞお気をつけください。
この様な不具合を避けるために日頃から空き領域をチェックできる様にFinderの設定をしましょう。
Finder上でウインドウを開くと、下段に空き表示が出るようにしておけばバッチリ。
Finder > 表示 > ステータスバーを表示
にすればOKです。これでウインドウを開く度に最下段に空きの表示が出ます。
調子が悪いなと思ったときに空きが少なかったら
大事なデータの入ったMacです、なによりもまずバックアップをとって、
いらないと思われるファイルをできるだけどんどこ捨てていきましょう。
データが取りたいがどうしてもうまくいかない場合は、何度も再起動を繰り返す前にお気軽にご相談ください。
もちろん容量のアップやHDDからSSDへのアップグレードも可能です。
MacBook ProでWindowsを使う
最近はiPhoneがかなり広まったからか、
Windowsから、Macintoshへ転向される方も増えました。
ただ、やはりWindows時代の資産の多い方は、Windowsも手放せないと。
ジレンマですね。
そこで、MacintoshにはWindowsだけ用意すれば、Bootcampを使ってWindowsを入れることが可能です。
起動時にMacOSで起動するか、Windowsで起動するかを選んで起動するだけ。
とは言ってもいちいち、切り替えて立ち上げるのも面倒って方へは、
Parallels というソフトを使い、OSXの中でWindowsを動かすことができます。
百聞は一見にしかず。使ってみるとその便利さがわかります。
実は当店も同様のシステムを使って経理を行っています。
本日セットアップさせて頂いたのも同様なシステム。青い画面がParallelsでうごいているWindowsです。
ご利用ありがとうございました。
サウンドレコーダーのデータ復旧
ちょっと変わったお問い合せ、ポータブルサウンドレコーダーのデータ復活です。間違えて消してしまった音声データをなんとか復活出来ないものかとお持ち込みです。
この機種はUSB接続でストレージ扱いになりましたので、復旧ソフトで作業開始したところデータの吸い出しが出来ました。
間違って消した後に、さらに使用をしているとデータが上書きされてしまいますが、消してあとすぐにお持ち頂いたことが幸いしました。
ご利用ありがとうございました。